戦争

Civはストラテジーゲームですから、この戦争は織込み済みです。この戦争は国家の行為ですから、当然12)個人の集積(社会)に関する行為です。
Wikiで戦争を調べると、「戦争」ページがヒットします。

1)戦争とは、兵力による国家間の闘争である。
2)広義には内戦や反乱も含む(戦争一覧)。
3)集団を形成するようになる有史以来、人類が繰り返してきたものである。
その前に、人類に限らず動物が繁殖する為には、家族以上の単位(〜群れ)が必要です。
4)戦争に対を為すのは国際紛争の平和的解決である。
ですが戦争を国際紛争と呼ぶのは、国家間の認識が進み、国際/世界が人々に認識された、かなり後の時代です。(笑)

5)銀行などが引受けた巨額の戦費は慢性的な租税負担となる。
確か日本も日露戦争などで、ユダヤ資本の援助を受けていた筈です。
6)市民生活に対する制限と攻撃は個人の尊厳を蹂躙する。
7)時代ごとの考え方によって、違法性が認定されてきた。
席亭は国際法の存在には辛い立場なので、この主張には重きを置きません。ここではまず先に、歴史を学びます。

8)→詳細は「軍事史」を参照
「軍事史」ページは、「戦争」ページの後にご紹介します。
9)猿人や原人の食人説が、オーストラリアの考古学者レイモンド・ダートによって1960年代まで繰り返し主張された。
10)また、1930年代に北京原人食人説がドイツの人類学者フランツ・ワイデンライヒによって疑われた。
11)しかし、世間では北京原人食人説はいよいよ有名になってしまった。
12)これらのことから、猿人・原人の食べ合いが人類の歴史とともにあったと解釈し、広めたのがアメリカの作家ロバート・アードリーであった。
13)さらに動物行動学を興してノーベル賞を受けたオーストリアのコンラート・ローレンツは『攻撃』という、人類の攻撃的本能を説いた。
14)この本能説がさらに広がった。という説を立てている。
確かに雄が雌を巡って鞘当てをします。そしてこれは、「利己的な遺伝子」なのでしょう(笑)。しかし子孫を残す為だけならば、相手を屠る必要は有りません。獣は屈服した相手には、それ以上の攻撃を加えませんでした。

15)ただし、猿人の殺人・食人の疑いを考古学者ボブ・ブレインが示している。また、北京原人の食人説については、その後の研究で世界の人類学者が疑いを示している。
賢い人間を狩るには、それなりの準備が必要です。狩もやはり知能の低い、(小型)動物を狩った方が楽だと思います。ですから人間の狩は、主に勢力争い(〜政治的)だと思います。
16)判明している情報では、3400年前から今日まで、世界で戦争がなく平和だった期間はわずか268年である。
これは世界全体で、でしょうか?

17)先史時代:
18)文字記録が残っていない先史時代の戦争形態について正確に知ることはできないが、太古から紛争形態を受け継いでいるアフリカやオセアニアの地域から、その形態を推察することができる。
19)狩猟採集社会の観察からは、原初のヒトが置かれた環境においても資源の獲得や縄張り争いによって集団対集団の戦争が行われることを示唆している。
20)イラクのシャニダール洞窟に葬られた男性ネアンデルタール人は、5万年前に槍で傷を受けて死んだ人だった。殺人か事故かは分からないが、人が人を殺した最古の証拠である。
21)縄文時代の暴力による死亡率は1.8パーセントである。この結果は他地域の狩猟採集時代の死亡率、十数パーセントより低いという。
22)12,000−10,000年前頃(後期旧石器時代末)のナイル川上流にあるジェベル=サハバ117遺跡は墓地遺跡であるが、幼児から老人までの58体の遺体が埋葬されている。
   これらのうちの24体の頭・胸・背・腹のそばに116個もの石器(細石器)が残っていた。また骨に突き刺さった状況の石器も多い。この遺跡は農耕社会出現前の食料採集民の戦争の確実な例とされている。
争いの原因となる資源とは、やはり食料なのでしょうか?

23)古代文明の戦争:
24)古代では、農業の発達により人口が増加し経済的な富が蓄えられたことで、国家体制が整えられていき通信が整備された。この為、戦争の規模や軍事組織も拡大した。
   それぞれの文明は自己の安全を保障し、また自己の勢力を拡大するために闘争し、集団的利益のために征服戦争すら行われた。
通信の整備とは、騎乗や道路の整備でしょうか? これらは資源を巡ってだけではなく、国家の存亡を賭けた、戦略としての戦争なのでしょう。
25)また土器・石器から青銅器・鉄器を利用した兵器や武器の開発が進み、軍事力の能力が飛躍的に発展して大国化する国家が現れ始める。
   部族集団が都市国家へと成長し、ペルシアやローマのような帝国に発展したのが例として挙げられる。またこの時代には科学技術が発達して、戦車(二輪)や投石器、弓矢などが新兵器として登場し、
   戦争の形態をかつての儀式形式から会戦という形態に移行していった。
以下は省略し、次は「軍事史」ページです。

1)軍事史とは、軍事に関する歴史の総称である。
2)軍事史は軍事に関する歴史を歴史学的に取り扱う学問であり、歴史学的な手法に基づいてその史実を明らかにする。
3)その領域は戦争史、作戦・戦闘史、軍事技術史、戦略史、戦術史、軍制史、地域史など様々である。
4)軍事史の意義は経験科学である軍事学にとって非常に重大なものであり、現代の様々な安全保障政策や軍事戦略、戦術や戦闘技術、軍事技術や軍事制度などには全て歴史的な背景がある。
5)歴史の見方は歴史家により様々であるが、軍事学において謙虚な態度で歴史を学ぶことは一般的に有益な教訓や知識、戦術や国際政治などを習得する絶好の学習法であり、将来への指針を探る手がかりとされており、
  盛んに研究されている。
席亭が知りたいのは戦争が起こる原因であり、その戦争による社会と国家の発展度合い、です。医学の発達は、主に戦争による所が大きいと思います。(笑)

6)歴史上、アレクサンドロス3世(大王)、フリードリヒ大王、ナポレオン、ベイジル・リデル=ハート、レーニン、毛沢東など数多くの政治家や軍人などが歴史を真摯に学んでいることからもこのことは分かる。
7)また軍事史は合理的な軍事理論だけでは説明できない非合理的な戦場における肉体的または精神的な苦痛と混乱などの領域を具体的な事例によって浮き彫りにし、クラウゼヴィッツが
  「理論は経験を保証し、経験は理論を保証する」と述べているように、研究内容の具体性を補完することができる。
8)また戦史の事実関係を明らかにすることにより、より的確な戦訓を抽出することもできるようになる。

9)戦争史概要:戦争と人間の関係は非常に多様であるが、ここでは個別的な戦争や戦闘ではなく世界軍事史の観点から関係と発達を概説していく。
10)先史時代:
11)戦争の起源がいつであるかは考古学者や人類学者の間でも論争がある。槍が突き刺さった痕跡のあるネアンデルタール人の骨が発見されているが、戦闘行為によるものか事故によるものかはわからない。
12)地球上に現存する狩猟採集社会には、ブッシュマンのように戦闘行為を行わない部族も存在するが、戦闘的な部族も存在する。
13)新石器時代に入って農耕社会が成立すると、農産物を狙って略奪行為を行う者も現れたと考えられ、農耕社会の側もこれに対抗して武装し、軍隊の原型と呼べる組織が出現したと推測される。
夜盗の類の仕事ですね。正規の軍隊でも、食料の確保を現地調達(〜略奪)に頼った事も有りました。(→日本軍の敗戦理由の一つ、笑)
また朝日新聞には、「兵は内側を向いており、味方を狙っていた」とありましたから、あるいは内乱防止の為の警察的なそれかも知れません。(奴隷の存在?、強制労働?)
14)当時の武器は旧石器時代から狩猟用具として使用されていた槍や弓矢で、この時代の遺跡ではよく見られる出土品である。
15)戦闘行為の存在を示す最古の遺跡は、紀元前5000年以前のものと考えられている、エジプトのスーダン国境近くに位置するCemetery117である。この遺跡では鏃の突き刺さった多数の遺体が発掘されている。
16)最古の城郭と言われるのは紀元前8000年頃に作られたエリコの遺跡にみられる壁である。ただしこの壁が、異民族の襲撃に対抗するためのものか、洪水などに備えたものかは定かではない。
17)シリア・イラク国境にある最古級の都市遺跡であるハモウカル遺跡では、紀元前4千年紀半ばに攻城戦で攻め滅ぼされた跡が発見され、多数の乾燥させた粘土製の弾丸を打ち込んで都市を陥落させたとみられている。
粘土製の弾丸とは、意外ですよね?

18)古代:
19)青銅器時代に入ると、金属加工技術の発達により刀剣が作られるようになった。
20)鉄器時代には鉄の刀剣が作られ、やがて鉄を高温の炉で精錬した鋼が用いられるようになった。
21)古代の農業技術では多くの人口を扶養できる土地は限られていたうえに農業生産は安定しなかったので、農業経済に依存する人々は生存をかけて共同体ごとに結集し、豊かな耕地や収穫物、水利権などを奪い合った。
戦争の原因として、水争いは有名です。
22)古代の農耕社会を基盤とする都市国家や専制帝国の軍隊の中核となったのは、しばしば自由身分の経済力ある農業経営者が、自弁の鎧と盾で身を固め、槍や剣を装備した重装歩兵である。
23)農耕社会では馬は主に戦車(チャリオット)を牽引するために利用され、騎兵はしばしば同盟関係にあった遊牧民からの援軍を仰いだ。
24)考古学の見地ではヒッタイトやエジプトで見られる戦車(チャリオット)による戦闘がもっとも古く、おそらくこれを駆逐する形で騎馬部隊による戦闘がこれに代わり、ついで重装歩兵による軍制がこれに置き換わっている。
Civなどでも見られる様に、戦車の方が騎馬よりも歴史が古いのです。(エジプト<ケシク、モンゴル)
25)古代の軍制については文献がとぼしく、考古学史料などからの推測による点が多い。
   この時代における兵器・武装の技術進歩と軍隊運用の優劣については古代軍事史における大きな謎の一つであり現代でも十分に解明されたとはいいがたい。

26)組織化された軍隊を歴史上最初に保有したことが記録に残るのはシュメール人であった。
27)後にエジプトや中国でも同様の軍隊が出現したことが確認される。
28)紀元前7世紀頃に古代ギリシアが編み出したファランクスは、重装歩兵が数列の深さの横隊に並び、長槍の穂先を並べて突進するもので、古典古代の地中海世界からオリエントにかけての地域において、大きな戦力とされた。
29)やがてファランクスは横長の長方形の陣形から片側だけを厚くする斜線陣など特殊な運用も生み出し、あるいは弱点である側面に騎兵を置くなどして強化され、ペルシア戦争(紀元前492年−紀元前449年)においても活躍した。
将棋などでも、両外に足の速い駒を置きます。これはつまりは、予備戦力なのでしょう。(それに、中央では足は生きない、笑)
30)アレクサンドロス大王の東征ではマケドニア軍のみならず、アケメネス朝ペルシア側にも多数のギリシア人傭兵が参加しておりこれを用いた。
31)その後も地中海世界からオリエントにかけて各地で多用されたが、ファランクスには小回りが利かないという弱点もあった。
32)古代ローマのレギオンの戦術はより柔軟で、投石機や投槍で敵の隊形を崩し、グラディウスを手にして散開して戦った。
   ローマのレギオンは、マケドニア王国のファランクスをキュノスケファライの戦い(紀元前197年)で破り、古代世界の覇者となった。
ファランクス、レギオン、投石機と、懐かしい名前が並びます。グラディウスはラテン語で、剣の事です。

33)また、文字の出現によって軍事上の事跡が記録されるようになった。
戦術の優劣は勝敗に直結しますから、あるいは戦争を記録に残して研究をしたのかも・・・。
34)初めのうちこれはイリアスやオデュッセイアのような英雄物語であったが、後には戦争を客観的な記録として残す軍事史家や、戦争に勝つための方法を研究する軍事学者が現れた。
   例えば現代でも有名な古代の軍事学者に孫子がいる。彼は戦争と政治の関係、戦術、諜報などに関する優れた著作を残した。
孫子の兵法は現在でも読まれており、通用します。また戦争の原因については、先の「戦争」ページにも記載されています。

1)歴史統計:
2)軍事史上の戦争を調べて、その戦争を開始する直接的な要因に注目して統計化すれば大まかに長期的な不満、国内的な混乱、軍事的な優位、軍事的な劣位、以上の四つに分類できると言われる。
3)長期的な不満とは領土問題、国境問題、地方の独立要求など、長期的に慢性化した不満を指す。この例としては日露戦争、パレスティナ問題、中東戦争などが挙げられる。
4)国内的な混乱とは国内の民族間対立、反政府運動など、国内における諸勢力の対立による収集不可能な事態を指す。この例としてフランス革命、ルワンダ内戦などが挙げられる。
5)軍事的な優位とは、軍事力が非常に優位にあると認識し、戦争を簡単に解決できると考えることである。政府や世論にとってその認識が戦争開始の判断材料となる場合があるが、
  その優位の認識が実際軍事力を把握していない現実性のないものであった場合、開戦しても予想通りの戦果を挙げることができず、戦争が長期化、悪化する可能性が高い。
  この例として冬戦争、独ソ戦、朝鮮戦争、イラン・イラク戦争が挙げられる。
6)軍事的な劣位とは、軍事力が非常に劣位にあると認識し、先制攻撃だけが残された手段であると考えることである。この認識によって政府や国民が恐怖や焦りに支配され、軍事的優劣や戦争遂行の見通しを忘れてしまい、
  戦争開始を決断する場合がある。この例として奴隷反乱、インディアン戦争、太平洋戦争などが挙げられる。

7)ゲーム理論:
8)数学のゲーム理論においては囚人のジレンマ状況とチキンゲーム状況の理論が戦争のモデルとされている。
囚人のジレンマとは、二人居る各囚人の選択(黙秘/自白)とその結果が表す、矛盾を表現した(ジレンマ)モデルです。両者が黙秘すると最も刑が軽くなり、減刑を求めて両者が自白すると最も重く成ります。
またチキンゲームで有名なのは、車やバイクによるブレーキング競争/崖の手前、ですね。(笑)チキン(ハート)とは、弱虫の別称です。
9)囚人のジレンマによると、例えば核兵器の保有を両方が自制するのが最も平和で安全であるが、疑心暗鬼の心理が働いて両方とも核保有で自国の安全と相手国の支配権を得たいと考える。
  しかしながら自国だけ自制して相手国が核を保有した場合には自ら不利になることを選ぶことになる。ただし両国とも核保有すると核戦争勃発の危険が最大となる。
10)チキンゲームによると、例えば両国とも利益の追求を完全に放棄すれば最も平和で安全であり、また互いに申し合わせた妥協を履行すれば二分した利益と安全を確保できる。
   一方で相手国が譲歩することを衝突の直前まで期待して強硬策を実施して成功すれば半分以上の利益を確保出来るが、失敗すれば戦争が勃発することになる。
トランプ大統領の側近などはこの辺りの事情は御存じで、大統領にはご注進するのでしょう。(笑)

勿論戦争は国家の存亡に直結するのですが、其処までではないものの、もう少し社会に対する影響も書かれて良い筈です。(苦笑)
そしてお待ちどう様でした。次は男の子が好きな、「武器」です。戦争の遂行には、この武器が欠かせません。近年では安価でオモチャの様なドローンが、主力兵器化しています。(笑)

→武器

戦争とはつまりは(古代の)外交そのものですが、次は内政の代表的な手段である法律について学ぶ事にします。次は「法の起源」です。

→法の起源