東海道バーチャルトリップ

31)直進地点/十字路:瓦屋根の先

交差点左奥は吉岡クリニックですが、その屋根上に天守閣が窺えます。
以前来た時はJR掛川駅の改築中で、この先の右側歩道にも掛川駅の模型が置かれていました。そして現在の掛川駅駅舎にも、この昔の風情は保存されています。

32)ベンチと葛から葛布になるまで説明板:直進地点の先、右側歩道、徒歩53分、道路北奥

この掛川は葛や葛布の産地で有名なのです。このステンレス説明板は読難くて閉口するのですが、頑張って読んでみると、
葛は山野に自生する蔓草で、長さが6m以上にもなる豆科植物です。また、空の七草のひとつに数えられています。この蔓から採れた繊維を緯糸として織ったものを、「葛布(カップ・クズ)」と呼んでいます。
掛川に葛布の製法が生まれたのは、ある行者が、滝水に打たれた葛蔓を見つけ、信従の老婆に繊維を採る方法を教え与えたと伝えられています。歴史的に認識されたのは鎌倉時代で、蹴鞠の奴袴に
用いられました。江戸時代には東海道の掛川宿の繁栄と共に葛布も栄え、参勤交代の諸大名の御土産品としても大変珍重されました。明治維新後、生活様式の急転により壊滅的打撃を受けましたが、
東京で襖地として大好評を得、明治30年頃にはアメリカに壁紙として輸出され、Grassclothの名で最高級紙として喜ばれました。葛布の美しさと素朴な味わいは多くの人々に愛用されています。

ちなみにWikiも調べてみると、葛:マメ科クズ属のつる性の多年草、根を用いて食材の葛粉や漢方薬が、花は万葉の昔から秋の七草の一つ、葛布:葛の繊維を紡いで糸からつくられる織物、
古代日本においては庶民の被服や上流階級の喪服などの材料とされていた、今日では襖張りや壁張り、表装や装本用の布など、掛川市周辺で作られている葛布は、経糸(たていと)に木綿、麻、絹などを使い、
緯糸(よこいと)を撚りを掛けない葛の平糸で織った物である、江戸時代には芭蕉布や晒布とならんで掛川の名産だった、とあります。江戸時代、葛布は公家や武士の装束だった様です。麻布と同様に夏向きだったのでしょうか?

33)緑橋/逆川:説明板の先、徒歩54分

橋の左側に天守閣と太鼓櫓が、仲良く並んでいます。

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