天灯と気球

Civではこの気球は登場しません。飛行物体で最初に登場するのは、飛行機です。この気球は主に軍事では観測用でしょうから、5)目と光の延長に有る技術です。
さてWikiで「天灯」と「気球」を調べると、「天灯」、「気球」ページがヒットします。まずは「天灯」ページから。

1)天灯(てんとう)は中国やタイ王国などアジア各地域で広く見られる熱気球の一種である。紙と竹を用いて内部に光源を入れる構造から提灯の一種ともみなせる。
2)伝承より孔明灯とも称される。当初は通信手段として使用されたが、後には節句における祈祷儀式の用具となっている。
3)英語圏ではスカイランタン(英:Sky lantern)、チャイニーズランタン(英:Chinese lantern)とも呼ばれる。
飛行物体と言うには、余りにも初等的過ぎますかね? 木の葉も舞いますし・・・。(笑)

4)由来:
5)伝承では、三国時代に諸葛亮が平陽で司馬懿の軍に包囲された際、紙を貼った大型の籠を製作し外部に救援を要請したのが発祥とされるが、本当のところは定かではない。
6)歴史学者のジョゼフ・ニーダムは、1241年にモンゴル人がポーランド・レグニツァにおける戦役で、通信手段として龍のような形の熱気球を使用した記録があると述べている。
熱気球の原理の発見は容易でしょうから、かなり前から有った事は確かです。

7)構造:
8)天灯は主に竹で底部を形成し、その上に大型の紙袋を固定する構造となっている。
9)現在では底部は針金により製作されているが、熱せされた空気を逃さないよう底部から上部にかけて大きくなる紙袋の構造は、同一である。
これは大型の熱気球でも同じです。
10)底部は中間に油を浸した紙を固定し、その紙に染み込んだ油を燃焼させることにより、紙袋内の空気の加熱を行なう。熱せられた紙袋内の空気は周囲の空気と比べ軽くなる。これが天灯が上昇する原理である。
もう少し詳しく説明すると、これは熱力学の法則や気体の運動方程式(状態方程式)と関係しています。
状態方程式はPV=nRTでしたから、圧力P一定で温度Tが高くなると、体積当たりのモル数(n/V)はP=(n/V)RTで、温度が高いと小さく(軽く)なります。(Rは気体定数)

11)習俗:
12)天灯は戦時における通信手段以外に、各地で様々な伝承を生み、台湾では盗賊を避けて山に逃れた村民に安全を知らせるために天灯を放ったという伝承が生まれた。
13)現在中国の南部を中心に元宵節に天灯を放ち無病息災を祈る民俗習慣として定着している。
14)特に台湾新北市平渓区では1980年代後半より天灯を用いたイベントが行なわれるようになっており、平渓には天灯を製作する専門業者が存在し、21世紀初頭では元宵節に関係なく一年を通じて天灯を放つようになっている。
15)沖縄県那覇市の奥武山にも天燈山御嶽と呼ばれる聖地がある。

16)関連項目:ローイクラトン、空とコムローイ〜タイ、コンティップ村の子どもたち〜、上桧木内の紙風船上げ
ローイクラトンはタイの、上桧木内の紙風船上げは秋田県の伝統行事です。空とコムローイは、映画です。次は「気球」ページです。

1)気球(ききゅう、英:balloon バルーン)とは、空気より軽い気体を風船に詰め込むことで浮力を得て、空中に上がる物体。
2)バーナーなどで加熱して比重を小さくした空気を利用する熱気球と、同じ温度でも空気より軽い水素やヘリウムを利用するガス気球、両方を併用するロジェ気球がある。
3)風を利用して空中を移動(飛行)できるほか、地上とロープなどで固定されている繋留気球(係留気球)がある。
飛行船も気球の一種です。

4)概要:
5)袋状あるいはボール状の入れものの中に、空気より軽い気体が入り、浮力を得る。
6)歴史:→「風船の歴史」を参照
7)初期の無人熱気球としては、中国などアジアにおける天灯があるほか、1709年にポルトガル人バルトロメウ・デ・グスマンが実験を成功させた可能性など複数の伝承・記録がある。
8)明確な有人飛行の記録としては、1783年にフランスのモンゴルフィエ兄弟が熱気球で有人飛行を成功させたことが挙げられる。
9)以降19世紀にかけて、フランスを中心にヨーロッパで気球ブームが起き、主に遊覧飛行や冒険飛行で頻繁に使用された。
10)19世紀半ばに動力を備えた飛行船が、20世紀初頭に飛行機が発明されるとそれらに取って代わられ下火となるが、第二次世界大戦後、熱気球はスカイスポーツ (競技)として復活する。
11)ガス気球は気象観測用のラジオゾンデや、宣伝・広告用のアドバルーンなどとして現代でも利用されている。超長距離の記録飛行の多くにはロジェ気球が用いられてきた。
以下は省略します。

12)関連項目:大気衛星、ロックーン、日本の熱気球大会
ここで古代中国の歴史と発明に戻ります。

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