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1)凧(たこ)とは、糸で牽引して揚力を起こし、空中に飛揚させる物。
2)木や竹などの骨組みに紙、布、ビニールなどを張って、紐で反りや形を整えて作られる。世界各地にある。
3)日本では正月の遊びとして知られ、古語あるいは地方名で紙鳶(しえん)、旗(はた)、いかなどとも言う(後述)。

4)歴史:
5)半ば伝説的だが、中国大陸で最初に凧を作った人物は、後代に工匠の祭神として祭られる魯班とされている。魯班の凧は鳥形で、3日連続で上げ続けることができたという。
6)ほぼ同時代の墨〇(羽+進の右側)が紀元前4世紀に3年がかりで特別な凧を作った記録がある。魯班、墨〇のどちらの凧も軍事目的だった。
この時点で軍事目的ですから、遊戯目的の凧や、凧の原理の発見などはもっと古いのでしょう。忍者物/マンガには、忍者が凧の上に良く乗っています。(笑)
7)中国大陸の凧は昆虫、鳥、その他の獣、そして竜や鳳凰などの伝説上の生き物など様々な形状を模している。
8)現代中国の凧で最上の物は、竹の骨組みに絹を張り、その上に手描きの絵や文字などがあしらわれている。

9)日本では、平安時代中期に作られた辞書『和名類聚抄』に凧に関する記述が紙鳶、紙老鳶(しろうし)として登場し、その頃までには伝わっていたと思われる。
10)日本の伝統的な和凧は竹の骨組みに和紙を張った凧である。
11)長方形の角凧の他、六角形の六角凧、奴(やっこ)が手を広げたような形をしている奴凧など、各地方独特の様々な和凧がある。
12)凧に弓状の「うなり」をつけ、ブンブンと音を鳴らせながら揚げることもある。
13)凧の安定度を増すために、尻尾(しっぽ)と呼ばれる細長い紙(ビニールや竹の場合もある)を付けることがある。尻尾は、真ん中に1本付ける場合と、両端に2本付ける場合がある。
14)尻尾を付けると回転や横ぶれを防ぐことができ、真上に揚がるように制御しやすくなる。

15)17世紀頃から交易船によって、南方系の菱形凧が長崎に持ち込まれ始めた。
16)出島で商館の使用人たち(インドネシア人と言われる)が凧揚げに興じたことから、南蛮船の旗の模様から長崎では凧を「ハタ」と呼び、菱形凧が盛んになった。
17)これは、中近東やインドが発祥と言われる菱形凧が、14−15世紀の大航海時代にヨーロッパへと伝わり、オランダの東方交易により東南アジアから長崎に広まったものとされる。
18)江戸時代には、大凧を揚げることが日本各地で流行り、江戸の武家屋敷では凧揚げで損傷した屋根の修理に毎年大金を費やすほどだった。
19)競技用の凧(ケンカ凧)には、相手の凧の糸を切るためにガラスの粉を松脂などで糸にひいたり(長崎のビードロ引き)、刃を仕込んだ雁木を付けたりもした。
20)このような状況により喧嘩や事故で死人が出ていた為、明暦元年(1655年)「町中にてイカノボリを揚げる事を禁ず」という禁止令がだされ、烏賊ではなく章魚だと故事付けて続けた事からタコの名称になる。
21)当時は長崎でも、農作物などに被害を与えるとして幾度か禁止令が出された。

22)明治時代以降、電線が増えるに従い、市中での凧揚げは減っていくが、正月や節句の子供の遊びや祭りの楽しみ、日常的に遊ぶ娯楽として続いた。
23)明治時代、凧が電線に引っかかって停電の元となったり、畑に落ちた凧を拾おうとした人が農作物を踏み荒らしたりする問題から、一部地域では法令により禁止されることもあった。
席亭も子供の頃凧を上げていて、車に撥ねられました。(苦笑)
24)1910年、森下辰之助は、飛行機凧を発明し、皇孫への献上を出願した。
25)1960年代には、2本や4本など複数のラインを用いて自在に操ることができるスポーツカイトが登場した。第二次世界大戦中、アメリカ海軍では対空射撃の訓練用として2本ラインの凧が使用され、これがスポーツカイトの原型となった。
26)決められた図形を凧でなぞっていく規定競技や、音楽に合わせて様々な技を披露するバレエなど、操縦技術を競い合う競技会が定期的に開かれている。

27)種類:
28)以下のような凧がよく知られている。なお、日本ではこれら分類とは別に和紙や竹などから構成される和凧と、海外から輸入され、ビニールなど様々な素材で構成される洋凧(カイト)に大別される。
29)娯楽用の凧:
30)江戸時代後半から明治にかけて、日本では数多くの凧(和凧)が作られてきた。和紙と竹に恵まれた日本では、地域ごとに特徴のある「ふるさと凧」が生み出され、伝統が受け継がれてきた。
31)和凧といっても形も名前も様々である。ふるさと凧は、地域の自然や暮らしに結びついた大切な伝統文化なのである。
32)その主なものを上げると、角凧、津軽凧(青森県)、南部凧(青森県)、べらぼう(秋田県)、まなぐ(秋田県)、まきいか(青森県)、八つ凧(茨城県日立市)、大凧(埼玉県)、奴(東京都)、とんび(東京都)、
   べか(静岡県)、ぶか(静岡県)、あぶ(愛知県)、ますいか(香川県)、釣鐘いか(香川県)、いぐり凧(島根県)、ようかんべい(大分県)、はた(長崎県)、ぶんぶん(鹿児島県)、まったくー(沖縄県)。
33)角凧:
34)最も一般的な和凧の基本形。長方形が多いが正方形もある。竹を削って紙を貼って作ることもできる。厳密には以下の凧でも角凧に含まれるものがある。
35)ぐにゃぐにゃ凧:
36)二つの棒の間にビニールを付けて作る凧。製作が簡単な割にはよく飛ぶ。
37)ゲイラカイト(Gayla Kite):
38)アメリカ合衆国で発明された三角形の洋凧。「ゲイラカイト」の“ゲイラ(Gayla)”とは発売したメーカーの名で、登録商標であるが、日本では「三角形の凧」の代名詞ともなっている。
39)日本には1974年に輸入された。NASAの元技術者が開発したという触れ込みで、「(NASAジョンソン宇宙センターがある)ヒューストンからやって来た」というテレビ・コマーシャルで当時、一大ブームを起こした
   (実際には元技術者のフランシス・ロガロが発明したのはロガロ翼(英語版)であり、ゲイラカイトの開発には関わっていない。また、所属していたのはNASAではなく、その前身の航空諮問委員会である)。
40)和凧と異なりプラスチックの骨組みにビニールが張られており、非常に簡単に凧揚げが可能である。あまりにもよく揚がるので電線に絡む事故が急増した。
41)元は安価な飛行機の翼「ロガロ翼」として開発され、1948年に特許を取得している。その目的としてはハンググライダーとして実用化されている。
42)1964年8月28日付の『朝日新聞』に「米国・民主党が凧上げで政治宣伝」との記事が掲載されているが、その写真に現在のゲイラカイトとほとんど同じ形の凧が写っていることから、この時点で既にアメリカ本国では、
   ロガロ翼の凧としての使用が始まっていることが確認できる。
43)2005年に日本上陸30周年記念としてスカイスパイ(SkySpy:空から覗くもの、の意、血走った大目玉のデザイン)のスポーツカイトが発売された。
44)現在日本では、株式会社エージーからプリヴェAGを経て、株式会社あおぞらが輸入、販売している。
45)立体凧:
46)立体的な凧。「行灯凧」など。
47)笛凧:
48)ベトナムに見られる笛を付けた凧で、ダンフオン県バズオンノイ村で行われる凧揚げ祭りで競い合う。
49)連凧:
50)小型の凧を複数連ねたもの。
51)鳥凧:
52)鳥の格好をしたもの。
53)セミ凧:
54)昆虫のうち、セミの格好をしたもの。
55)六角巻凧:
56)六角形をしたもの。新潟県三条市【六角巻凧発祥之地】のものが知られる。
57)丸凧:
58)丸い形をしたもの。静岡県袋井市で保存・伝承されている。
59)バイオカイト:
60)2001年に伊藤利朗が開発。そよ風程度の風力で揚がり、気候・天候を問わず、形状の可能性が無限にある。流体力学や航空機力学を応用しているため、斜めではなく真上に高く揚がるのが特徴。
61)仕掛け凧:
62)蝶の形状を模した風弾(ふうたん)がよく知られる。揚がっている凧に装着する。上空のストッパーに当たると羽根が折り畳まれ、落ちてくる。沖縄県の八重山諸島ではシャクシメーと呼ばれている。
63)シコフレックス:
64)短い円筒形の凧。
65)ローターカイト(英語版):
66)オートジャイロから動力を除いたものに相当する、回転翼で揚力を得る凧。高価で重量も嵩むが、オートローテーションの効果により失速から墜落のリスクが低く滞空性能に優れていることから後述のように有人機として軍事利用が試みられた。
67)エネルギー凧:

68)実用の凧:
69)気象観測:
70)19世紀末から20世紀前半にかけて箱型のボックスカイトに測定機器を取り付け風速、気温、気圧、湿度など高層の気象観測が行われた。
71)移動通信用のアンテナ:
72)衛星通信や携帯電話の中継局が普及するまで、長距離の無線通信を波長の長い中波や短波で行なう際に、係留線を導体とした凧を臨時のアンテナとして使用することがあった。
73)カイトフォト:
74)凧およびカイトで軽量カメラを上空に揚げ撮影を楽しむ。地上から約300メートル以下の低空の空中撮影が可能で、各種の学術調査にも利用されている。
75)カイトサーフィン(カイトボード):
76)ボードは専用のカイト(凧)を用いて、ボードに乗った状態で、水上を滑走するウォータースポーツである。
ですが凧を上げるには、モーターボートなどが必要と成るでしょう。

77)軍事利用:
78)凧は一種のグライダーであり人間を空中に持ち上げることもできる。
しかし空中からの落下には、ダメージが付纏います。
79)第二次世界大戦中、ドイツ海軍は潜水艦(Uボート)で運用できる軽便な航空偵察観測手段として、ローターカイトのフォッケ・アハゲリス Fa 330を開発した
   (アニメ映画『天空の城ラピュタ』に登場する飛行船タイガーモス号に装備されている凧と、固定翼と回転翼の違いはあるがほぼ同じ用法である)。
80)イギリスもパラシュート及び曳航グライダーの代替とするコンセプトで個人用のハフナー ロータシュート及び車両形態のロータバギーを開発した。
81)程度の操縦可能かつ低コストの飛翔体としてテロ攻撃に利用されることもあり、ガザ地区に居住するパレスチナ人が、イスラエルに対抗する手段の一つとして火を付けた凧(焼夷凧(英語版))を放つことがある。
82)2018年以降は、抵抗運動の象徴的なアイテムとなった。イスラエル占領地側に落下した凧は、火災の発生源となり農地や森林などに被害を与えることがある。

83)関連項目:カイトサーフィン、六角凧、四面体凧、凧形、ローターカイト(英語版)(回転翼凧、ジャイロライダー)
此処で古代中国の歴史と発明に戻ります。

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