Wikiで網を調べると、「網」、「漁網」ページがヒットします。
この網の起源はどのページにも記されていませんが、他の資料には「有史以前」と有ります。
「網の発見」はクモの巣などからでしょうが、川魚の手掬いから網を使ったそれの考案(〜川の水を逃す)は容易なので、あるいは「網は漁網」からかも知れませんよね?(笑)
また漁網は衣類の編物と大略同じ構造をしていますので、両者には密接な関係が有るのでしょう、きっと。まずは「網」から。

1)網とは、柔軟性に富む糸や鋼線などを格子状に結びつけた形状の製品。ネットともいう。
2)古くから虫や魚等の捕獲・採取に用いられたり、容器として物を入れる用途に利用されている。通気性が高いため、密閉性が必要な用途には不向きである。
3)竹細工や蔦などの比較的固いもので編み込まれたものは笊(ざる)や籠(篭、かご)といわれる容器であり、区別されている。
4)なお、網の形状から転じて、多くのものが複雑に結びついた状態・関係を網(もう)と呼ぶようになった。例えば連絡網、情報網。
5)また、放送・通信分野での各種のネットワーク(例:電話網・回線網・放送網)でも使われ、単に網(もう)と呼ぶこともある。「ネットワーク」という言葉自体、原義は「網状の製品」の意味である。

6)かつて網は手作業で編んで製作されていた。日本でも明治時代中期までは手作業により製作されていた。
ですから、この網の修理も手作業です。それに漁は天候次第で、漁に出られない日も有りますから。
7)網は用途によって漁網と陸上網に分けられる。
8)漁網:漁網は漁業用に網で、漁法によって旋網用、曳網用、定置網用、刺し網用、海苔網用、養殖網用などがある。漁網の形状は漁法だけでなく使用海域によっても異なる。
  落とし網、地引き網、底引き網、刺し網、巻き網、投網

9)製法による分類:製造方法により、大きく3つに分けられる。
10)結節網:網の節を結んで作っているもの。(現在は「かえるまた」という結び方のものが主流である)
11)無結節網:網の節を撚り合わせて作っているもの。結び目がないため切れにくく軽量で嵩張らない。
12)成形網:樹脂を押し出し、延伸等により網の形にしたもの。
身近な網の例としては、みかんの袋やゴールネットが有ります。

13)生物の世界における網:
14)生物の世界にも、網、ないし網状と言われるものが多数ある。これには生物が作り出す網と、生物自体が網のような形になったものとがある。
15)生物がつっくりだす網でもっともよく知られているのはクモの網である。
人はこれを真似たのでしょうか? 次は「漁網」ページです。

1)漁網は、魚介類を捕獲するために用いる網である。漁業で用いられる漁具の一種。
2)また、漁網を用いて行う漁撈活動を網漁と総称する。
3)なお、広く漁業用の網と定義される場合には、養殖用の網も漁網に含める場合がある。
4)様々な漁具のなかでも漁網は「一網打尽」の語のごとく、大量の水生生物を採捕できることから、高い漁獲収益を期待できる。
5)漁網を用いる漁法は、捕獲対象となる水生生物の種類、操業環境、操業規模などによって多くの種類がみられ、また、漁獲量を高めるための技術的努力、研究も盛んである。

6)その一方で漁業資源の維持という点では、漁網の使用は乱獲・混獲といった問題を招きやすく、殆どの網漁は各種の法的規制の対象となっている。
7)漁網、特に合成樹脂製のものは腐敗しないため、適切な管理・処分を行わない場合に海洋ゴミとなり、海洋を漂流して環境破壊の要因となる。
8)特に太平洋ゴミベルトの46%は漁網であるという。このようなゴミとなって漂流する漁網は「ゴースト・ギア」と呼ばれている。
9)海岸に漂着した漁網が野生生物(エゾシカなど)を絡めて衰弱死させる例も報告されている。

10)漁網は、網地、網、浮子、沈子(網などを海中に保持するために用いられる。)、錨、浮き樽(目印となる。)などで構成されている。
11)漁網の種類:漁網は、糸の結び目(結節)の有無により、大きく2つに分けられる。
12)有結節網:糸(索)を結んで(結節して)編み目を作る。
13)無結節網:糸を結ばず、よりあわせることによって網の形にする。

14)材質:
15)網の材料繊維には、天然繊維(植物繊維、動物繊維)と合成繊維があるが、今日ではほとんどの網糸に合成繊維が用いられている。
16)合成繊維が登場する以前は、麻糸、木綿(綿糸)、絹糸、苧糸(おいと)、藁、葛糸、蚕糸などの天然繊維が伝統的に用いられてきた。しかし、天然繊維網の場合、網に付着する有機物や温湿度の変化、
   夏季には付着する腐食虫(プランクトンなど)によって、繊維が腐敗する速度が速い。そのため、これらの天然繊維網の場合、その使用や保存にあたっては細心の注意を払う必要があった。
17)漁網の種類:漁網は、田辺悟の分類に従うと、以下のように類別される。
18)抄網類・掬網類
19)かぶせ網類−−投網
20)刺網類
21)敷網類
22)曳網類−−トロール網(引き網)
23)繰網類
24)旋網類・まわし網類
25)建網類
26)→「漁§網漁業」も参照

27)関連項目:
28)道具>漁具>漁網
29)その他の漁具:−釣り具、刺突具(モリ・ヤス)、陥穽漁具(ウケ・梁)
30)類似する道具:−網、ロープ
ですから(大きな)網の原料は、ロープと言えそうです。
31)漁業>漁法>網漁
32)漁撈−漁−漁師
ここで一旦、漁業に戻ります。

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