釣り

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1)釣りとは、釣り針、釣り糸などの道具で「魚」(主に魚類などの魚介類)を「釣る」ようにして採捕する行為、方法のことである。(魚に限定した場合は)さなか釣り(さかなつり、うおつり)とも。
2)現代では道具としては釣り針、釣り糸、釣り竿などを使い、釣り針に餌や疑似餌をつけて行うことが一般的である。
3)食用魚を狙ったものの他、釣り自体を楽しむゲームフィッシング、種類を問わない雑魚釣りなどがある。
4)釣りを行う場所によって海釣りと川釣りに大別される。海釣りは、磯釣り、船釣り、などに上位分類することができる。川釣りは、渓流地の釣り(渓流釣り)、高地の釣りなどに分類することができる。

5)漁業は漁法によって網漁業・釣漁業・雑漁業の3種を分けられる。
6)釣漁業には手釣、竿釣、機械釣、曳縄釣、立縄釣、延縄がある。
7)なお、針に引っかけて漁獲する空釣は釣漁業ではなく雑漁業に分類される。
どうでも良い、重箱の隅です。(笑)

8)釣りの起源は少なくとも約4万年前の旧石器時代まで遡ることができる。
9)娯楽を目的とする釣りも古代中国大陸、古代ギリシア、古代ローマなどで古くからみられた。
10)ヨーロッパでは中世になって遊漁(遊びの釣り)が目覚ましい発展をみせた。

11)先史時代の釣り針が出土しており、刺突具で魚を捉えることと併用して、食糧を得るために用いていたと考えられる。
12)沖縄県南城市で、貝殻から作られた2万3千年前の世界最古の釣り針が発掘されている。
13)奈良時代、平安時代には、貴族たちの間で行われていた。

14)釣り針:→詳細は「釣り針」を参照
15)実際に魚がかかる部分である。釣り針に餌を付けて釣る餌釣りや疑似餌(ルアーやフライ)による釣りがある。
16)釣り糸:→詳細は「釣り糸」を参照
17)竿から仕掛けまでを道糸、釣り針を直接結ぶ部分の糸をハリス(鉤素)という。
18)釣り竿:→は「釣り竿」を参照
19)先端側を「竿先」といい手元側を「竿尻」という。道糸が竿の内部を通る種類の竿を「中通し竿」という。糸をまいておく道具としてリールがある。
20)浮き:→詳細は「浮き(釣具)」を参照
21)釣り糸の途中に取り付け、釣り針を一定の水深に保つとともに、魚が釣り針の餌を食べていること、魚が釣り針に掛かったことを知らせるために用いる。
   また、釣り針の餌を含む仕掛けを遠投する役割を持つことがある。浮きは用途によりさまざまな形状がある。平常時の浮きの姿勢を保つために、釣り糸の途中に錘(オモリ)を取り付けることがある。
22)オモリ:→詳細は「オモリ(釣具)」を参照
23)仕掛けを沈めるための道具がオモリである。小さい球状のオモリとしてガン玉がある。また、割れ目があるオモリとして割りビシがある。
24)その他の釣り具:天秤(釣り具)、たも網、魚籠(びく)、集魚板
ですから釣竿とは、かなり複雑、インテリジェントな道具なのです。人類が最初に手にした複雑機械なのでしょうか?(苦笑)

25)釣りエサの種類
26)生き餌:→詳細は「生き餌」を参照
27)イクラ、ミミズ、ポッタ(ミミズの一種)、アカムシ、サシ、クリムシ、カマエビ、チシャのムシ、タマムシ、ヤナギムシ、ヂグモ、チョロ、ピンチョロ、クロカワムシ、魚貝類、環虫類・昆虫類・植物・その他
総じて魚のエサは気持ちが悪いです。ですから餌付けは、子供には負担が重い。(笑)
28)まき餌:→詳細は「まき餌」を参照、魚をおびき寄せるためにまく餌。
29)人口餌:魚肉などを練ったボイリーなどの他、人間が食べるような食パン、うどん、油揚げ、コートレット、ペットフードなどでも餌になる。
30)イネ:ソウギョ釣りに用いられる。
31)サツマイモ:ふかしたものを角型に切りそろえて用いたり、練りエサ(マッシュポテト)としても用いられる。コイ、ヘラブナ、ヤマベ釣りに使われる。芋ようかんも同様に用いられる。
32)うどん:瓶入りで販売されている。モロコ釣りに最適。
33)ルアー(疑似餌):→詳細は「ルアー」を参照、木材などを魚に模倣させて釣る方法。
34)フライ(毛バリ):毛などを虫のような振る舞いをさせて釣る方法。
こちらには、かなり高度な毛ばり操作が必要な様です。

35)テクニック:友釣り、コロガシ釣り(素掛け)、どぶ釣り、穴釣り、Spin fishing、フライフッシング、ルアーフッシング
36)関連する逸話
37)太公望:周の文王が太公望を見出したとき、太公望は渭水のほとりで釣りをしていた。もっとも、太公望は文王の目にとまるために釣りをしているふりをしていただけで、実は餌も釣り針もつけておらず(釣り針が直針だったという
   話もある)、更に水面から三寸上に離れていたという。しかしこの故事から、日本では釣り人のことを太公望とも言うようになった(中国では釣りが下手な人を指すとのこと)。
ですがこれでは話半分ですね。太公望の意味は周の祖大公(文王の祖父)が待ち望んでいた人物という意味で、彼は軍師となり文王らを助けて殷を倒しました。(〜国盗り)
ここで一旦、漁業に戻ります。

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