東海道バーチャルトリップ
118)竣工記念碑と石灯籠/山中一里塚公園:レリーフ道標(写真右外)の先、右手、徒歩174分、道路東側
碑には山中地区圃場整備、竣工記念碑と彫られています。圃場整備とは農地、耕地、用排水路整備の事です。また石灯籠は、先の馬子唄公園のそれにも似ています。
119)ベンチと立札、道標、山中一里塚公園石碑/同公園:石灯籠の先、徒歩174分
灯籠の先、公園右側にはベンチとステンレス製の立札、石の道標が、左側、国道側には小さな山中一里塚公園石碑が建っています。そして此処が東海道109番目の、山中一里塚なのです。
120)檪野観音道(大原道)道標(土山町山中)立札といちゐのくわんおん道道標/同公園:ベンチの先、徒歩175分
ベンチの先に同立札と同道標が在ります。立札の名前は、いちのかんのんみち、おおはらみち、と読みます。立札の左下には、周辺図が描かれています。
周辺図には第二名神高速道路、旧東海道、檪野観音道、国道1号、一里塚緑地が描かれています。旧東海道は現在地で分岐した後左上(至土山宿)に、観音道は左下(至神村・檪野村)に向かいます。また立札の説明文には、
山中地区の旧東海道沿い、現在は第二名神高速道路土山橋の橋脚が建てられているこの付近から南西に伸びる道がある。この山道は、古くから東海道と神村(甲賀町大字神)・檪野村(甲賀町大字檪野)方面をつなぐ生活の道として
利用され、大原道とも呼ばれていた。当時、道標は東海道との分岐に建てられていたが、幾度の道路整備により、現在はここ一里塚緑地に移転されている。この道標には「いちゐのくわんおん道」、側面には、檪野寺本尊の十一面観音の
慈悲を詠んだ、虚白の「盡十方(つくすとも)世にははえぬきや大悲心(だいひしん)」という句が刻まれており、檪野の檪野寺への参詣道でもあったことを伝えている。自動車交通の発達にともなう道路の整備が進み山づたいに広がっていた
生活の道はほとんど使用されなくなったが、わずかに残る道標は、道を通じての人々の交流を物語っている。平成十五年三月、土山町教育委員会、とあります。名文です。
現在地から南西に延びる道が観音道(参道)で、檪野寺(らくやじ)は土山SA/新名神高速、大原貯水池の更に西に在ります。檪野観音とは、檪野寺に祀られていた十一面観音の事です。
→次の頁