東海道バーチャルトリップ

(35)御油宿
最寄りの駅は名鉄名古屋本線御油駅です。御油橋(五井橋)へ行くには出口で降りて御油駅前交差点/国道1号線を地下道で潜り、西に歩きます。
広重の版画には、客を引く女(旅人留女)が描かれています。



音羽川は桜の名所でも有ります。同川に架かる御油橋は以前は五井橋と呼ばれていましたが、釧路川の様に旧名に復帰した様です。(笑)
この御油宿は、五井宿と呼ばれる事も有りました。写真は音羽川の川下、南側から御油橋を撮っています。

東海道線が御油を外れたのは、赤坂−藤川間の急勾配(16パーミル)が原因です。同線は蒲郡経由となりましたが、後に愛知電気鉄道(現名鉄本線)が開通しています。
松尾芭蕉は「夏の月 御油より出でて 赤坂や」と詠んでいますが、この御油宿−赤坂宿間の短さ(〜2km)とは一体どの様な理由からでしょうか?
実は御油宿と赤坂宿の利用は、海道の上り下りで使い分けられていたのです。また吉田や御油、赤坂は、飯盛女が多い事で有名です。
姫街道は前述した様に御油宿先から分岐しますが、旧道よりもこちらの方が栄えていた時代も有りました。ですがこの御油宿の隆盛も、時代と共に低下して行きます。

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