東海道バーチャルトリップ

(13)原宿
最寄りの駅はJR原駅です。東木戸(見付)跡へ行くには駅前通りを北上し原駅入口交差点を右折し、県道163号線を行きます。
広重の版画には湿地、浮島ヶ原に舞降りた鶴と富士が描かれています。



原駅の開業は明治33年です。東海道線の新橋−神戸間は明治22年開業ですから、それに遅れる事11年です。
先の浮島ヶ原は大小の沼、浮島沼の周囲に広がる低湿地帯で、富士市や沼津市に亘っています。大雨や高潮で簡単に冠水しました。
次の宿である吉原宿も、同様な理由で移転を繰返しています。現在でも新幹線や東名高速道路は、これを避けている様です。
また浮島ヶ原自然公園近くに在る立圓寺には、望嶽の碑が有ります。

→次の頁